2009年01月07日

翔ぶが如く 大久保利通

大久保利通が骨組みを作った内務省が現在の官僚政治のルーツとなったのかと思い、内務省とはどんなものだったのかをGogってみた。
 〇二次世界大戦前までの内務省
 
明治政府に当初あった民部省が大蔵省に統合されてから内政を管理する官庁がなくなったため作られたとある。翔ぶが如くの2〜3巻辺りに大久保は創生期の政府を安定化させるため地方行政と治安維持を握る必要があると思っていたとある。西郷が薩摩へ引き上げた後は、東京の警察はもぬけの殻同然となり、増員した警察は農民あがりの人間のためまだ弱く、乱が起きれば明治政府もたちまち崩壊する危機が続いていたらしい。江戸幕府を倒して間もないし、権限があると言っても薩摩士族上がりの大久保の指令に忠実に従う人間が少なかった背景では、結構独裁に近い体制にしないといけないと思うだろうなぁ。苦肉の策として天皇の詔という形での指令をする方法を毎回とったらしい。昭和の過ちはそういうところに根ざしていたのだろうと思う。歴史は精一杯の行動の中で必然的に培われていったんだなぁと感じる。安土桃山の戦国武将の話と違って、現代に随分近いルーツであり知れば知るほど現在を納得できる。やはりこの本は膨大な近代歴史データブックだと思った。
 
posted by ジロ at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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