2011年12月01日

新書太閤記 寧々と結婚

新書太閤記 めちゃ面白い。小6で買ったこの本だったが今漸く夢中で読んでいる。
吉川英治の書きっぷりに引き込まれて行く。信長も秀吉もこの作家の描い写にかかると胸元はキュンとくるし、目頭も熱くなる。
今日もついつい電車を降り損ねそうになった。
エピソードとしては知っているものばかりなのだが、交わされる会話と描写に見せられてしまうのだ。
いやはや、信長はかっこ良すぎるし、藤吉郎は賢すぎる。
寧々との結婚の下りは、この二人だからかも知れないがやりとりが美しく麗しい。
しばらく楽しめそうだ。
タグ:寧々 太閤記
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2011年09月14日

インフォコモンズ

WEB3.0定義コンテストの優勝作品(ロバート・オブライエン)は面白い響きだ。
  • WEB1.0 集中化した彼ら  →マスメディアモデル
  • WEB2.0 分散化したわれわれ →相互接続性
  • WEB3.0 非集中化した私 →効率的なコミュニケーションを自分自身で確立させる

2.0でインフラ基盤が出来て、3.0ではツールも充実したので使いこなす局面に入ったという理解でいいかな。
インフォコモンズ (佐々木俊尚著)は、なかなかに興味深い本だった。
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2011年07月04日

読了 ホリエモン 徹底抗戦

ホリエモンの「徹底抗戦」読了。面白かった。この本の内容を見ると、取り上げている題材のスコープや視点、その表現に至るまでかなり正直ベースで冷静に、
かつ、無駄に周囲を刺激することのないテーストで仕上がっている。ホリエモンの一皮むけた状態を感じられる。
マスコミ報道の鵜呑みや、関係者の片側だけ聞いた沙汰では事実がゆがめられる怖さを実感した。
真実は一つでも、事実というのは何通りにでも作り出せるものなのだと。
見えている世界が事実になってしまうことは、気づかないうちに日常で頻繁に起きていることだと思う。
ホリエモンは、若くして暴れん坊したおかげでそうした闇の世界を見れただけでなく、
実態を少しでも世に知らしめようと努力した点は、世の仕組みにつき勉強不足の自分には非常に有効だ。
 湖や池は出来立ては美しいのだろうけど、次第によどんでいく事が定め。
明治維新から140年近くが経過し、江戸時代260年のまだ半分だけど、
仕組みが古くなり時代にそぐわなくなっているということか。

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2011年07月01日

読了 失敗を勝利に変える底力

栄光のスティーブジョブズ 失敗談の内容に興味を引かれ図書館で手に取って軽くめくった上で借りる事にした。
ここに至るまでに起こした数々の失敗や不評をもろともせず、強い信念を維持し続けている姿に改めて驚異を感じた。
人は誰でも精神面の成長が一皮むけるための登竜門だと思うけど、スティーブもそうであったと解説している内容が面白い。
「三つの自分」の中で「本当の自分」を探すことが最も大事だと。
長年探し続けている本当にしたいことは本当の自分探しでもある。
昔、特定の趣味がないことを「人生が楽しいから必要ないんだ」と友達に指摘されたことがある。
単に見つかっていないのさ。本当にやりたいことが。ずぅっと疑問符のままだ。

マイクロソフトとアップルコンピュータの競争劇の話は興味深かった。

ピクサーの「アイデアよりも人材が大事」というポリシーも面白い。
「二流チームでは一流のアイデアも二流作品にしてしまい、一流チームは二流のアイデアを一流作成品にできる」と。

きわめつけは、ビートルズのアップルより後から始まったジョブズが社名にアップルを命名し、途中の訴訟負けはあったものの、
今では、ビートルズ側がアップルコンピュータからライセンスを受けているという逆転が起きたというもので正に盛者必衰だ。


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2011年06月26日

孫正義の仕事術

ソフトバンク・孫正義の仕事術 (Yell books)
江戸 雄介 / エール出版社 (1996-08)

1996年出版の古い本だが、孫さんのことを書いた本を読んだ。知らなかった話は、疑似インセンティブ制度を敷いたこと。
発想は協力な欲望から生まれるのだろう。「好きこそ物の上手なりけり」かな。
くる日もくる日も疲れを知らず考えることが出来れば、斬新と思われる発想も生まれる気はする。発想が生まれた後も、実行力で差が出ることも共感。これが難しいのだが。
1996〜2011までには15年間経過しているわけだが、1996 - 2006 年の間をもう少し調べてみたい。
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2011年05月23日

拝金

ホリエモンの拝金を読破。外すと嫌なので図書館で借りて読んだのだが、予約時の待ち人数が100人を超えていたのでずいぶん時間がかかった。読む時間は就寝前の3時間程度を2日間くらいでするりと読めた。ホリエモンの戦略だろうけど、フィクションという名前のノンフィクションという趣向で、事実を結構あから様に記録したようにも思えるし、勿論おもしろおかしく脚色をつけた遊びのようにも思えるので、楽しく読み進めた。
危ない橋を渡っていた噂もずいぶんあるけど、バーチャルに展開の早い突き抜けた人生ゲームを味あうことができて面白いと思う。
ハトの話は、執着する点で糞害に始まり他人事ではないのだけど、ハトとゲームを結びつけるとは、フィクションにしても着眼点に目を見張るものがある。
発想を自由にし、束縛を受けずにまっしぐらに突き進む様は、近頃忘れた自分の大事な根源を思い起こさせてくれた。
しかし、唯では転ばないね。収監されても何かを見つけてくるんだろう。
タグ:ホリエモン
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2010年03月04日

次世代ウェブ グーグルの次のモデル

グーグルの次のモデルとなりうる技術を様々な面から紹介、考察を加えた一冊。印象に残った部分を書き留めておこう。

1.G1ep
アマゾンが巨大な物流倉庫を持つからこそ可能となった不人気商品の売れ行きをロングテール型で拡大させるモデル。
これをG1epという会社は倉庫を全国の零細な小規模店舗に分散させることで同じモデルを実現しているというもの。そして販売収益を購入ユーザの住むエリアにある店舗へ与えることで商圏の壁を打ち壊すという気鋭の策。これは「地方の在庫はあるが客が少ない」と「都会の在庫は少ないが客は多い」のアンバランスを吸収する可能性があるということで興味深い効果を有無かもしれない。

2.地主制度2.0
マッシュアップによる創作性はWeb2.0の表層であり、得られるものは5%アフリ程度、末端競争の勝敗に違わず地主はどんどん儲かる。
這い上がって地主になるには圧倒的な技術力やビジネスモデルの優位性が必要。
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2010年02月10日

グーグル革命の衝撃

同名のテレビ番組が3年ほど前に放送されていたが、この本の方が取材内容を抜粋せずに詳しく述べられていた。改めてテレビ放映時のビデオ録画を見てみると本では分からないページ作りの視覚情報が見れて参考になった。この本で興味深かった点を抜粋しておく。
  • 隠れリンク
ページ内に表示上現れないキーワードを必要以上に埋め込む行為で、スパムと見なされれば検索結果から存在が消滅してしまう影響がでるもの。
Googleは検索アルゴリズムを常に改善しているため、ある日突然検索結果が変化することを理解しておく。
  • パーソナライズドホーム
個人の検索行為を記憶し履歴検索や傾向分析までできる機能
自身の記憶から消えた過去の行動を検索が思い出させてくれるという、良くも悪くも便利で怖いサービスで、個人情報保護と便利さとのいたちごっこを誘発。明るい未来を信じたい。
  • KDDIとの提携
2004年の終わり頃から商談が始まっていたとのことで、携帯市場へ参入する足掛けとしてシュミット氏と小野寺氏とのトップ会談からスタートしたとのこと。
  • グーグルは「知」ではない
東大総長曰く、「検索は情報を整理する手段でしかなく、構造化された知とは異なる」というもの。「常識を疑う確かな力を身につけてほしい」とのたまう。
確かに、10年前くらいまでは技術情報が書かれた書籍を購入するために本屋を歩き回るところからスタートだったのが、今や検索一発で本が購入できる。ここは光の部分だと思う。
闇というか問題は、検索でかき集めた情報を切り貼りして一定の形をつくって済ませてしまう人たちが増えているという点だろう。自身で複数の有効情報を照らして疑い、検証して自分の答えとして洗練する作業を怠れば、知や閃きは培われず消滅していくということだなぁ。
  • グーグル脳
2006年頃の展覧会でのラリー・ページ氏の基調講演で、Googleが世界中の情報を集めた後の未来について、グーグル脳について触れた話とのこと。
いわば人口知能で、ネットと政治の関係で、政治家の発言をすべて記録していくと、5年以内に政治家の次の発言が本当か嘘かを確率ではじき出すことができるという。疑って検証する作業をGoogleの機能が受け持つというわけだ。膨大なデータを解析した結果、アルゴリズムのよしあしにもよるが、個人の検証能力よりまさる気がしてしまう。
来年はそういう機能が発表されるということかなぁ。
今までにない革新的な事を次々と打ち出すこの会社に、技術者魂は奪われる。次の秘策発表が楽しみだし、ビジネスチャンスは山ほど生まれるだろうから、そういう意味でも着目すべきターゲットだ。
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2010年01月24日

グーグルのすごい考え方


「共存共栄を目指す会社だけが繁栄できる」というのはすばらしい真実だ。アドセンス広告によって個人サイトに利益が分配されるためコンテンツを提供する個人サイトが山ほど増えていき、その結果としてグーグルにはロングテールの収入が継続的に入るモデルは完璧な出来栄えと言える。
また、グーグルが携帯に本気になっている背景として、特に日本のネット接続時の携帯利用が2004年後半にはPC利用を上回っている事実があり、ビジネス畑として豊作が期待できる市場だから当然のことなのだと。
この本を読んで知ったのだが、ホリデーロゴからもビジネスにつながるユーザ動向が新たに創出されているという点、なるほど虚をつかれた感じだ。「歴史や文化には人々の潜在ニーズを掘り起こす魅力が秘められている」という事実、目の覚める思いだ。
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2010年01月18日

グーグルが日本を破壊する

先日の「Google誕生」の関連図書として読んだ。マイナス思考の話かと思って読んでみると、因習を破壊する力学としてグーグルサービスを捉え、いくつかの側面から近い将来をプラス思考で分析したためになる話を得られた。
 
特に日本の広告業界のカラクリや報道業界のカラクリの話は面白く、USでのグーグルサービスが日本へ上陸する時には金融ビッグバンに類似した現象が起きるであろうことがリアル感を増してきた。まさに黒船来航だ。一般ユーザや中小企業にはありがたい話だが、法規制や均衡で温床に慣れた業界の関係者達は生死を分かつ地殻変動に容赦なく巻き込まれていくというのは怖い話ではあるね。「発展し続けるためには環境に応じて変わり続ける必要がある」というのは良い格言だ。
 
<予想される黒船来航>
・Google TV Ads
・Google Print Ads
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2010年01月12日

Google誕生秘話

Google誕生についてが非常に興味深く理解できる本だった。おもしろく興味を惹かれた章は以下の通り。

・グーグルが動詞になる
・操縦士エリック・シュミットの参画
・Gメール論争
・株式公開
・マイクロソフトを攻撃する
・中国市場を制する

その他として、無料レストランの話、1日の時間の20パーセントを研究に使う話、図書館デジタル化プロジェクト、ベンチャーキャピタルからの融資獲得の話等が面白い。
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2009年02月02日

飛ぶが如く 4巻目

4巻目を読み終えた。電車中の途切れた時間で読み進めるのだが、今回は毎日眠いせいもありずいぶん期間がかかってしまった。
 
ブックレビューとしてのトピックはこんなところ。
・西郷隆盛が征韓論を反対され薩摩へ帰ったこと。
・佐賀の乱が起きて、明治新政府の弱小軍隊が勝利することで強化され自身を持つようになったこと。
 
征韓論とは深読みせずに読むと、愚策に聞こえるが、不平士族の尋常でない反発の処理方法や、ロシアの脅威から日本を守るための布石作りなどの背景を知っていくと、当時は自然に有り得た論理展開だったのかもしれないと思えてきた。
軍事の最高司令官でありながら、国のあり方や運営方法についての具体案や説明に長けてはいなかった西郷という特異なパーソナリティが、薩摩への帰郷、西南戦争という運命を作ってしまったようで、この時、龍馬が生きていれば明治政府や、今の日本はどうなっていたのかという想像が再び膨らみ始める。 それをいうと、信長が生きていても今の日本は違ったものになっていただろうし、全く分からない。
 
後6巻あるので、ゆっくりと勉強させてもらおうと思う。
 
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2009年01月07日

翔ぶが如く 大久保利通

大久保利通が骨組みを作った内務省が現在の官僚政治のルーツとなったのかと思い、内務省とはどんなものだったのかをGogってみた。
 〇二次世界大戦前までの内務省
 
明治政府に当初あった民部省が大蔵省に統合されてから内政を管理する官庁がなくなったため作られたとある。翔ぶが如くの2〜3巻辺りに大久保は創生期の政府を安定化させるため地方行政と治安維持を握る必要があると思っていたとある。西郷が薩摩へ引き上げた後は、東京の警察はもぬけの殻同然となり、増員した警察は農民あがりの人間のためまだ弱く、乱が起きれば明治政府もたちまち崩壊する危機が続いていたらしい。江戸幕府を倒して間もないし、権限があると言っても薩摩士族上がりの大久保の指令に忠実に従う人間が少なかった背景では、結構独裁に近い体制にしないといけないと思うだろうなぁ。苦肉の策として天皇の詔という形での指令をする方法を毎回とったらしい。昭和の過ちはそういうところに根ざしていたのだろうと思う。歴史は精一杯の行動の中で必然的に培われていったんだなぁと感じる。安土桃山の戦国武将の話と違って、現代に随分近いルーツであり知れば知るほど現在を納得できる。やはりこの本は膨大な近代歴史データブックだと思った。
 
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